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超ハイリターン「ユーロズロチ トラリピ」で年22%のスワップ収入を稼ぐ!FX投資家のリアル運用事例

  
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超ハイリターン「ユーロズロチ トラリピ」で年22%のスワップ収入を稼ぐ!...

はじめに

FX(外国為替証拠金取引)の世界には、「トラリピ(トラリングストップリピート注文)」と呼ばれる人気の売買手法があります。このブログでは、ユーロ/ズロチ(EUR/PLN)という特殊な通貨ペアでトラリピを行う方法について、詳しく解説していきます。ユーロ/ズロチは、欧州連合(EU)加盟国ポーランドの通貨ズロチと、ユーロの組み合わせです。このペアは高金利と価格の安定性が特徴で、スワップポイントの恩恵を受けながら着実に利益を積み上げられると期待されています。

ユーロ/ズロチの魅力

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ユーロ/ズロチ(EUR/PLN)は、FX投資家の間で人気が高まっている通貨ペアです。その理由の1つが、ポーランド中央銀行(NBP)の高金利政策にあります。NBPは、インフレ抑制のためにこれまで利上げを重ね、現在の政策金利は6.75%と高水準です。そのため、ユーロ/ズロチではスワップポイント(金利収入)が年換算で約22%と極めて高くなっています。

価格の安定性

ユーロ/ズロチの魅力は、金利の高さだけにとどまりません。過去20年間のチャートを見ると、このペアの価格は5.00ズロチ付近で上限が決まっており、それほど大きな変動は見られません。つまり、比較的リスクが抑えられた状態で運用できる、安定した通貨ペアだと言えるでしょう。

一方で、短期的には急騰・急落を繰り返す傾向があり、スキルフルなタイミングでエントリーすれば売買益も期待できます。ポーランドとEUの経済が密接に関係していることから、需給の変動が大きくならず値動きが読みやすい点も、メリットの1つです。

スワップポイントの恩恵

ユーロ/ズロチの最大の特徴は、やはり高いスワップポイントにあります。FX会社によってはさらに有利な条件が設定されており、例えばIG証券やみんなのFXでは、より高水準のスワップ金利を得られます。つまり、トラリピのようなポジション保有型の取引であれば、「持っているだけで」しっかりとした収益が期待できるのです。

さらに、ズロチ高・円安のシナリオが重なれば、スワップ収益に加えて売買益も獲得できる可能性があります。一方で、ユーロ高・ズロチ安のリスクにも注意が必要ですが、慎重な損切り設定を行えば、リスクは最小限に抑えられるでしょう。

トラリピの基本戦略

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それでは、実際にユーロ/ズロチでトラリピを運用する際の基本戦略について見ていきましょう。トラリピとは、一定の値幅を設定し、価格が上下に振れた際に自動的に新規注文や決済を行うシステムです。ユーロ/ズロチは比較的値動きが小さいため、手動トラリピの手法と相性が良いとされています。

設定レンジと発注方法

まずは、トラリピで運用するレンジ(値幅)を決める必要があります。前述のようにユーロ/ズロチは5.00ズロチ付近で天井がありますので、例えば4.70000〜5.00000の範囲を設定するのが一般的でしょう。

次に、そのレンジ内で売り注文を分散させて出していきます。具体的には、31本の売り注文を100pips間隔で4.70000〜4.79000の範囲に発注します。こうすることで、値動きに合わせて自動的に新規ポジションを構築できるようになります。

利益の確定とロスカットラインの設定

売り注文を出した後は、利益確定のタイミングとロスカットラインを設定しておきます。一般的には、利益は500pipsを目安に設定し、1回の決済で約1,500円の利益を狙うことが多いようです。

一方、ロスカットラインは5.034ズロチ付近と設定するのが無難でしょう。ただし、ユーロ/ズロチの値動きを常にウォッチし、ポジションに応じて適宜ロスカットラインを調整することが重要です。

ユーロ/ズロチ トラリピの実践運用例

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ここまでユーロ/ズロチのトラリピの基本的な戦略を解説してきました。次に、実際の運用事例を見ていきましょう。為替コヤジという投資家は、ユーロ/ズロチの半自動売買を実践しており、そのブログで運用実績を公開しています。

2022年の運用実績

為替コヤジのブログによると、2022年2月から11月までの期間で、以下の運用実績となっています。

  • 決済損益: 140,763円
  • スワップ損益: 13,595円
  • 期末時価残高: 154,358円

この期間中は、ユーロ/ズロチの高値圏での売りポジションを保持し、スワップ収入を得つつ下落時の決済益も確保できたようです。この利益は、為替コヤジがFXの自動売買ツール「レバナス」の購入資金に充てられたそうです。

運用スタイルと情報発信

為替コヤジは、ユーロ/ズロチに限らず、トラリピや松井証券FX自動売買、トライオートETFなど、さまざまな投資手法を組み合わせた「ほったらかし投資」を実践しています。それらの運用実績や手法の解説は、ブログやSNS(Twitter、Instagram、LINE等)で発信されており、投資初心者の参考になるでしょう。

特に、トラリピについては長期的な運用が前提となるため、為替コヤジのようにSNSで定期的に情報を発信し続けることが、周りのトレーダーとの情報共有やモチベーション維持に役立つと考えられます。

注目の新戦略「すくみユーロズロチ」

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ユーロ/ズロチのトラリピ以外にも、めがねこという投資家が考案した注目の新戦略「すくみユーロズロチ」が話題になっています。この手法は、ユーロ/ズロチの長所を活かしつつ、リスクを抑えることを目的としています。

ユーロ円とズロチ円の組み合わせ

「すくみユーロズロチ」では、ユーロ/ズロチそのものを取引するのではなく、ユーロ円の売りポジションとズロチ円の買いポジションを組み合わせることで、ユーロ/ズロチのレート変動に関係なく利益を狙います。これにより、スワップポイントの稼ぎと売買益の両方が期待できるようになります。

この手法の特徴は、ユーロ円とズロチ円の相関関係を活用した「0円トラリピ」の要素を取り入れている点にあります。相関の高い2つの通貨を使うことで、一方で損失が出ても他方で利益が出るため、トータルでは収支が抑えられるというわけです。

デメリットとメリット

「すくみユーロズロチ」の長所としては、ユーロ/ズロチ単体よりも全体的なリスクを抑えられることが挙げられます。しかし一方で、資金が2倍近く必要になるほか、手動でリピート発注を行う手間がかかるというデメリットもあります。

めがねこ氏は、以前からユーロ円の売りポジションを保有していたこともあり、今回の新戦略を試す良い機会だったようです。ユーロ/ズロチの戦略と0円トラリピのノウハウが組み合わされており、相関の高い2つの通貨ペアを上手く活用することで大きな相乗効果が期待できそうです。

まとめ

本ブログでは、ユーロ/ズロチ(EUR/PLN)という特殊な通貨ペアを使ったトラリピ運用について、その魅力や実践方法、実際の運用事例を解説してきました。ユーロ/ズロチは高金利とスワップポイントの恩恵が大きい一方で、比較的値動きが小さいため手動トラリピに適した通貨ペアだと言えます。

初心者の方は、トラリピのレンジや発注方法、利益確定とロスカットの設定など、基本的な戦略を押さえた上で、実際のトレーダーの運用実績を参考にするのがおすすめです。また、新しい試みとして「すくみユーロズロチ」のようなリスク分散型の戦略にも目を向けてみる価値があるでしょう。

FXには様々なスタイルや手法がありますが、ユーロ/ズロチのようなマイナー通貨ペアを使ったトラリピは、比較的リスクを抑えられる分、着実に利益を積み上げていくことができる方法だと言えます。しっかりとした勉強と準備を重ね、自分に合ったスタイルを見つけることが、FX投資を成功させる秘訣なのかもしれません。

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