ユーロズロチ最新取り扱い状況と高金利魅力!FXトレーダー必見の投資術
はじめに
ユーロ/ポーランドズロチ(EUR/PLN)は、近年人気の高金利通貨ペアとなっています。FXトレーダーの間では、高いスワップポイントを狙った「ポジション保有型」の投資スタイルが注目されています。本記事では、ユーロズロチに対応している主要FX業者の取り扱い状況や、その特徴、魅力的な投資方法などを解説していきます。
主要FX業者のユーロズロチ取り扱い状況
ユーロズロチは、国内の主要FX業者によって順次取り扱いが開始されています。まずは各社の対応状況をご紹介します。
IG証券
IG証券は、ユーロズロチ取り扱いの先駆けとなった業者の1つです。スワップポイントは高水準を維持しており、ノックアウトオプションでの取引も可能です。ただし、最近はスワップポイントが低下傾向にあるため、注意が必要です。
ユーロズロチのスペックは以下の通りです。
- スプレッド: 25pips (変動制)
- 必要証拠金額: 1万通貨あたり65,100円
- 最大レバレッジ: 25倍
サクソバンク証券
サクソバンク証券もユーロズロチの取り扱いを行っています。TradingViewとの連携が可能で、同社のチャートツールを使ってユーロズロチの分析や取引が行えるのが特徴です。
みんなのFX、LIGHT FX
2022年10月24日より、トレーダーズ証券が運営するみんなのFXとLIGHT FXでもユーロズロチの取り扱いが始まりました。スワップポイントが高水準で、メキシコペソ円や南アフリカランド円など他の高金利通貨ペアとともに、積極的な推奨が行われています。
両社の特徴としては、以下の点が挙げられます。
- 「スワップ受取」や「スワップ振替」に対応
- TradingViewのチャート機能が無料で利用可能
- 1,000通貨からの取引が可能
ユーロズロチのスワップポイント
ユーロズロチ人気の最大の理由は、高いスワップポイントにあります。各社のスワップポイント水準を比較してみましょう。
売りスワップ
ユーロズロチの売りスワップポイントは、他の通貨ペアと比べても高水準です。一例として、以下のような売りスワップポイントが適用されています(2022年10月25日前後)。
- みんなのFX: -14.5銭(ポーランドズロチ31銭の場合)
- LIGHT FX: -14.0銭(ポーランドズロチ31銭の場合)
- ヒロセ通商: -15.0銭(ポーランドズロチ31銭の場合)
先進国通貨や他の高金利通貨と比べても、ユーロズロチのスワップポイントが飛びぬけて高いことがわかります。
買いスワップ
一方、買いスワップポイントはそれほど高くはありません。例えば、みんなのFXでは0.5銭程度です。売りポジションを持つことで、スワップポイントの恩恵を最大限に受けられます。
ユーロズロチ取引のメリット
ユーロズロチ取引には、高いスワップポイントに加えて、他にもさまざまなメリットがあります。
少額からの参入が可能
みんなのFXやLIGHT FXでは、最低1,000通貨からユーロズロチの取引が可能です。最低約15,000円の証拠金があれば参入できるため、少額からの運用が可能です。
値動きが抑えられる傾向
ユーロズロチは、為替介入などによって値動きが比較的抑えられる傾向にあります。そのため、大きな変動リスクを抑えつつ、スワップポイント収益を享受できるのが魅力です。
積立投資に適している
高金利で値動きが比較的穏やかなユーロズロチは、積立投資に適した通貨ペアと言えます。毎月一定額を売り建てすることで、長期的な運用が可能です。
ユーロズロチ取引の注意点
一方で、ユーロズロチ取引には以下のようないくつかの注意点もあります。
スプレッドが広い
ユーロズロチのスプレッドは比較的広く設定されている傾向にあります。例えばIG証券では変動制ですが25pipsと広めです。スワップポイントの恩恵を受けつつ、為替差益も狙うのであれば、スプレッドの影響に注意が必要です。
ポーランドの政情不安
ポーランドの政情不安から、ズロチ安に振れるリスクがあります。ユーロズロチの下落が進むようであれば、決済ルールを設けるなどの対策が必要かもしれません。
長期的な推移は不透明
ユーロズロチの長期的な推移は不透明な面があります。みんなのFXやLIGHT FXのように、新規取り扱いとなった業者もあり、永続的なスワップ水準を保証するのは難しい状況です。
まとめ
ユーロズロチは、FX投資家の間で人気が高まっている高金利通貨ペアです。高いスワップポイントを狙うことができる一方で、為替差益の機会も残されています。各FX業者のスワップポイントやスプレッドなどを比較し、自身のスタイルにあった業者を選ぶことが重要です。また、長期的な値動きにも留意し、機動的な決済ルールを設けるなど、リスク管理を怠らないようにしましょう。