イラン戦争で株価はどう動く?原油・円相場・日本の生活に出てくるリアルな影響
イラン戦争で株価はどう動く?原油・円相場・日本の生活に出てくるリアルな影響
最近ニュースを見ていると、中東情勢という言葉をよく聞くようになりました。
特に緊張が高まっているのが
イラン情勢です。
戦争のニュースは遠い国の出来事のように感じますが、実は投資市場ではかなり大きなテーマです。
株価、為替、エネルギー価格など、いろいろなところに影響が出始めます。
そしてこれは投資だけではなく、日本で生活している人にもじわじわ関係してきます。
まず株式市場が一番先に反応する
戦争や軍事衝突のニュースが出ると、最初に大きく動くのが株式市場です。
日本でいうと 日経平均 などがニュースのたびに上下することがあります。
投資家は不安が高まるとリスクを避けるために株を売る動きが出ます。
そのため戦争ニュースが出た日は
- 株価が下がる
- 安全資産が買われる
- 市場が荒れる
こういう動きが起こりやすくなります。
実は一番大きいのは原油価格
今回の中東問題でマーケットが一番警戒しているのは原油です。
中東には世界のエネルギーの重要な輸送ルートがあります。
その代表が
ホルムズ海峡です。
ここは世界の石油輸送のかなりの量が通る場所です。
もしここが不安定になると、世界の石油価格が一気に上がる可能性があります。
原油価格が上がると何が起きるかというと、企業のコストが増えます。
- 輸送費
- 電力
- 製造コスト
いろいろなところに影響が出てくるため、株価にとってはあまり良い材料ではありません。
為替市場では円が動きやすくなる
戦争や世界情勢の不安が出てくると、為替市場も大きく動きます。
よく言われるのが円は安全資産という話です。
世界が不安定になると、投資家が円を買う動きが出ることがあります。
ただ最近は事情が少し変わってきていて、
- アメリカ金利
- 日本の金融政策
などの影響もあるため、必ず円高になるとは限りません。
このあたりはFXをやっている人ならかなり注目しているポイントです。
日本の生活にも少しずつ影響してくる
日本はエネルギー資源をほとんど輸入に頼っています。
そのため中東の情勢が不安定になると、生活コストにも影響が出る可能性があります。
例えばわかりやすいのがガソリンです。
原油が上がるとガソリン価格が上がります。
さらに影響はそれだけではありません。
- 電気代
- 物流費
- 食品価格
こういったところにも影響が出てくることがあります。
トラックや船の燃料が上がると、輸送コストが上がるからです。
逆に上がる株もある
戦争や地政学リスクが出ると、株式市場は下がるイメージがあります。
ただ実際には上がる銘柄も存在します。
典型的なのはエネルギー関連です。
- 石油会社
- 資源企業
- エネルギー関連株
原油価格が上がると利益が増える可能性があるため、株価が上昇することがあります。
また、防衛関連の企業が注目されることもあります。
投資家が一番警戒しているシナリオ
マーケットが本当に警戒しているのは、紛争が拡大することです。
特に話題になるのがホルムズ海峡の問題です。
もしここで輸送が止まるような事態になれば、
- 原油価格の急騰
- 世界株安
- インフレ加速
こういう連鎖が起こる可能性があります。
実際、過去の中東危機でもエネルギー価格が急騰したことがあります。
そのため世界中の投資家がこの地域のニュースをかなり注目しています。
普段は遠い国のニュースに見えても、株価や為替、そして日本の生活にも少しずつ影響が出てくるテーマだったりします。